2015年9月12日土曜日

ヴィサンブール

あてもなく列車に乗ってたどり着いた町がヴィサンブールでした。駅を降りた時の感じは全然いい雰囲気でもなく、やっぱり下調べは必要だななんてとりあえず歩いていると、なんだかだんだん雰囲気が良くなっていって、まさかこれやばい?なんかいいよ?みたいな感じになっていって、町の中心に着いた頃には下がり気味だったテンションも上がり気味でした。偶然入ったパティスリーがとても美味しく、あとから調べたらダニエルルベールでした。
ドイツとの国境すぐの町でレストランのメニューもドイツ語表記の方が大きかったりしました。ビールとタルトフランベ改めフラムクーヘンを食べながら偶然やっていたブラスバンドの演奏を聴いたりして、まだ慣れないフランス生活の中でやっとなんだか楽しいななんて思った記憶があります。旅の神様が味方をしてくれた日でした。




2015年9月8日火曜日

カフェにて

やっぱりカフェにはよく行きました。テラス席に座って街を歩く人々を見るのはとても楽しく、フランスにいるな〜という感じがしました。小腹が空いたらやっぱりパンオショコラとか食べてました。

フランスのパンはよく焼けていて、ちょっとくらい焦げてても気にしないって感じのイメージだったのですが、バゲットもクロワッサンも焼きがとても浅かったと思います。焼きが薄いパンから売れていくので、自然とパン屋のパンも白くなったらしいです。パリでもアルザスでもそういう傾向はあったと思います。焼きが浅いパンの方が、水分がよく残ってしっとりしている感じがするみたいです。以外とフランス人もしっとり好きなんだな〜と思いました。

今日本に帰ってきて、日本のパンはよく焼けてるな〜と思います。どっちが好きかと言われると、両方好きです。ただフランスに行く前には焼きの浅いパンをちょっとバカにしてた傾向があったので、それは改めようと思います。美味しかったらOKです。



2015年8月25日火曜日

ストラスブール

アルザスの中心都市ストラスブールに着いて最初にわれわれを迎えてくれたのは街の中心にある大聖堂でした。歩いていて角を曲がったとたん急にとても大きな建物が現れるので、初めて見たときの衝撃はかなりありました。ストラスブールに住む人たちにとっては心の拠り所のようなものらしく、いつもこの大聖堂が見守ってくれている気がするらしいです。日本人にとっての、富士山でしょうか・・・。

たぶん、ぼくたちそれぞれ一人一人がそういう風景を心に持っているんだと思います、ぼくにとってはたぶん生まれ育った瀬戸内海の海だと思います。故郷の風景ですね。それと同時に旅先で見た風景がなぜか懐かしく感じることもあります。初めて来たはずなのになぜだろう、前世で来たことがあったんだろうかなんて考えたり。

生まれた場所や肌の色が違っても同じ人間としての共通項があって、初めて訪れる場所であっても、そういう共通項ゆえになぜか懐かしい気持ちにさせるのかなとふと思ったりしました。ストラスブールもそんな気持ちにさせてくれる大好きな街でした。


2015年8月19日水曜日

アルザス

パリからTGVでストラスブールまで約2時間。アルザスに着いて、今回のフランスでの働き先を紹介してくれたMさんの住むブリュマットに少しだけ滞在しました。パリとはまた違う雰囲気で、のんびりしていてまた違った魅力に溢れていました。

パリの大きなマルシェはお祭りみたいな雰囲気もありましたが、こちらのマルシェはのんびりしてました。新鮮な野菜や果物、チーズやお惣菜、加工肉から健康ベッドまで売ってました。

今日本に帰って働いてますが、スーパーで野菜を買っています。便利で効率的ですが、時々フランスのマルシェのことを考えたりもします。例えばマルシェで知らない野菜があって、これなに?と聞いたら、野菜の名前だけでなく、どうやって料理したらおいしいかなど聞かなくても永遠と教えてくれます、気づいたら隣で買い物してるおばちゃんも加わってあーだこーだ食に関する議論が始まってたりします。最後にはフランス語もっと勉強しなさいと説教されたりとか。

たった一年しかいない半分旅行者のような立場だったからかもしれませんが、そういったことは僕にとっては好ましいものでした。なので日本でちょっと寂しい気持ちになることもあります。






2015年8月17日月曜日

乗り物

フランスでは都会でも田舎でも自転車だけでなく、インラインスケートだとかスケートボードだとか、キックボードだとか子どもから大人まで気軽に移動の足として使っていました。そういのもいいなと思って、日本に帰ったらスケートボード始めようかと思ったりしました。日本だとやんちゃな若者がやってるイメージがありますが、フランスではたまにおじさんとかものってました。ツールドフランスのフランスですからおじさんはやっぱり自転車が多かったかな。

話はそれますが、マドリッドであったマレーシアの若者はバックパックにスケートボードをくくりつけて世界中を旅していました。お金を節約するために街中の移動はほとんどスケートボードを使うんだそうです。次はアフリカに行くのでちょっと無理かもしれないとか言ってましたが(地面が土のところが多いので)

ヨーロッパで会うアジアの若者にはとても感銘を受けることが多くて、みんなフレンドリーだし、語学堪能だし、自分の小ささが身にしみました。

たくさん体を動かして、美味しいものを食べる、それは一つの幸福のかたちでもありますよね、もちろんそれだけじゃないですが。



2015年8月16日日曜日

公園


フランスに限らずヨーロッパの人たちは外が大好きですよね。パリにも緑溢れる公園がたくさんあって、みんな思い思いの時間を過ごしていて、とても良いなと思いました。

テラスが設けられている住居もとても多く、せまくてもテーブルとイスを置いて、ワインなど飲んでる光景もよく見かけました。暑い季節には夜にキャンドルを灯してテラスでのんびりおしゃべりするのもごくごく普通の光景みたいです。

日本の暑い夜の過ごし方といえば、縁側で風鈴と蚊取り線香でしょうか。それもやっぱり素敵です。両方あっていいなと思います。縁側でワインとか、キャンドルと麦茶とか。

大事なのはやはり、家族や友達とゆっくりと話したり出来る時間をどう作るかなんですよね。


2015年8月15日土曜日

パリでのこと

まだまだ先は長いので焦らずいこう、とりあえずパリの雰囲気を楽しもうとセーヌ沿いをのんびりと散歩をしたり、公園にいってアイスクリーム食べたりしてました。フランス語出来なくてお店に入るもの緊張するレベルでした。

パリジェンヌ、かどうかはわかりませんが、個人的にパリで見かけた女性のファッションで好きだったのはスリムなパンツにドクターマーチンを履いて薄めの革ジャンをカジュアルに羽織ってたりとか、コンバースのオールスターを適当に履いてるのがカッコいいな〜と思いました。

日本人とはスタイルが違うので、西洋のファッションを追いかけるのではなく、日本人に合ったデザインのものをカッコよく着こなしたいなと思ったりとか、すぐ張り合ってしまってました。後から考えれば。

自分がいいと思うものを着ればいいですよね、フランスではアッシュアンドエムによくお世話になりました。